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SECURITY

取得認証情報

ISO 27001・ISO 27017

文部科学省も推奨「第三者認証」の活用

文部科学省は、クラウドサービスの情報セキュリティの実態を、利用者自身が詳細に調査・確認するのは困難な場合が多いとしたうえで、第三者による認証の活用を重要な判断材料とすることを推奨しています。
たとえば、クラウド事業者がISO/IEC 27001(情報セキュリティマネジメント)やISO/IEC 27017(クラウドサービスにおける情報セキュリティ)といった国際規格に基づく認証を取得していることで、そのサービスが適切なセキュリティ対策を講じていると間接的に判断できるとしています。
(文部科学省:教育情報セキュリティポリシーに関するガイドラインより)

Pマーク(プライバシーマーク)

個人情報保護のための日本産業規格(JIS Q 15001)に基づく認証制度

プライバシーマークは、日本産業規格(JIS Q 15001)に基づき、個人情報を適切に管理するためのマネジメントシステムの要求事項を満たした企業・団体に付与される認証です。JIS Q 15001は、個人情報保護法を踏まえた規格であり、組織が個人情報を適切に管理・運用するための基準を定めています。審査に合格することで、プライバシーマークの使用が認められます。

主な情報セキュリティ対策

1. データ保護・業務継続性

・遠隔地データセンターによる災害対策
災害時のデータ損失を防ぎ、業務の継続性を確保するための対策です。
・冗長構成
システム障害時にもサービスが停止しないよう、サーバや電源、通信機器などを冗長構成で整備しています。
・定期的なバックアップと復旧体制
万が一のデータ消失に備え、定期的にバックアップを取得し、迅速に復旧できる体制を整えます。
・データの国内保管
データを国内の安全な場所に保存し、国外への情報流出リスクを排除します。

2.管理画面のアクセス管理と認証

・二段階認証
ユーザーの本人確認を強化し、不正ログインを防止します。
・IP制限
許可されたIPアドレスからのみアクセス可能にすることで、外部からのアクセスを制限します。
・権限管理の細分化
各ユーザーに適切な権限を付与することができ、情報の不正アクセスを防ぎます。

3. 情報セキュリティ技術

・ファイアウォール
外部からの不正アクセスを防ぎ、ネットワークの安全を確保します。
・通信の暗号化
インターネット上でのデータ通信を暗号化し、第三者による情報盗聴を防ぎます。
・ウイルス対策
マルウェアやウイルスの侵入を防ぎ、システムを保護します。
・WAF(Web Application Firewall)
Webアプリケーションに対する攻撃を防ぐため、悪意のあるリクエストをフィルタリングします。
・パスワードアタック対策
強力なパスワードポリシーやログイン試行回数制限などにより、パスワードによる不正アクセスを防ぎます。

4. 監査と管理体制

・操作ログの記録・監査
すべての操作履歴を記録し、不正利用の早期発見と監視を行います。
・アカウントロック
一定回数以上パスワードを間違えるとアカウントが一定時間ロックされます。不正ログインを試みる辞書アタックや総当たり攻撃の対策です。
・第三者機関によるセキュリティ診断
外部の専門機関による診断を受け、セキュリティ上の弱点を早期に発見・改善します。
・インシデント対応ポリシー
情報漏洩や不正アクセスなど、インシデント発生時に迅速かつ効果的に対応するための体制を整備します。
・24時間365日の監視体制
システムの異常をリアルタイムで監視し、早期に対応を開始します。

5. 法令遵守・ガイドライン

・法令遵守と教育データ利活用ガイドライン
個人情報保護法や関連ガイドラインを遵守し、教育データを適切に管理します。

これらの対策を日々アップデートし、万が一のインシデントにも迅速に対応できる体制を整えています。

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